福村彩乃 Ayano Fukumura

幼少時から、ロンドン・スイス・ハンガリーなどでピアノの演奏活動を行う。
2006年桐朋学園大学 音楽学部演奏学科 ピアノ専攻 卒業
2011年東京藝術大学大学院 音楽研究科音楽文化学専攻 博士前期課程修了
3つ年下の妹の病死をキッカケに、家族の趣味だったガラスを仕事にしたいと一念発起。
2012年東京藝術大学大学院 美術研究科工芸専攻 ガラス造形研究分野研究生
2013年ピアノ曲の世界をイメージしたガラスアクセサリーブランド「ayanofukumura」をスタート。

これまで、ギャラリー・百貨店等で展示多数。
加えて、現在まで30以上の美術展とのコラボアクセサリーも制作。
またNHK「あさイチ」・TBS「あさチャン」・毎日新聞等の取材や、企業やイベントでの講演会への登壇など、活動の幅を広げている。

Message

ガラス制作は、家族とつながることでした。
もともとピアニストとして活動していましたが、当時ステンドグラスを趣味にしていた父が廃棄するガラスを使い、妹と一緒にカラフルなアクセサリーを作り販売するのが楽しみでした。その妹が突然病気で他界。葬儀に訪れる人のために家族で手作り、プレゼントしたガラスの箸置きが、今へのキッカケになりました。

幼少からピアノを学び音楽に救われ、妹の死後ガラスに救われました。
私にとって「芸術」は人生に無くてはならないものです。

苦しんだり、悩んだり、一歩踏み出せなかったり。
そんな人が「芸術」に触れることでちょっと日常が明るくなるお手伝いができればいいなと思って日々活動しています。

例えば、
美術展とコラボしたアクセサリーを買ってくださった方が、身に着けるたびに、絵画を見た時の感動がよみがえるのと言ってくださったり、
ピアノ曲をイメージしたガラスネックレスを購入したことがキッカケでクラシック音楽を聴きはじめ、コンサートに足を運ぶようになったとお聞きしたり、
人前に立つのが苦手だけど、華やかなガラスアクセサリーを見に着けることで勇気をもらい登壇できる「お守り」なのと大事にしてくださっていたり。

そんな声にエネルギーをもらっています。

コンサートホールで演奏するとき音が反響(リフレクト)して広がっていくように、芸術(アート)で幸せになる人が増えますように。

リフレクトアート株式会社代表取締役
ayano fukumuraデザイナー 福村彩乃