Ravel “Pavane pour une Infante defunte”ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」
モーリス・ラヴェル(1875年- 1937年)が作曲した「亡き王女のためのパヴァーヌ」をイメージして制作しました。静謐で美しい曲の世界観を表現するため、使うガラスを厳選し、厳密な温度調整を行って作っています。透明感があり、アクリルや樹脂と違って高級感があるため、シンプルに身に着けていただけます。
亡き王女のためのパヴァーヌ ト長調
Pavane pour une infante défunte G-Dur
パヴァーヌとは、当時ヨーロッパの宮廷で普及していた踊りのことです。ラヴェルによると、この題名は「亡くなった王女の葬送の哀歌」ではなく、「昔、スペインの宮廷で小さな王女が踊ったようなパヴァーヌ」だとしています。優雅でラヴェルらしい繊細さを持つ美しい小品であり、ピアノ版、ラヴェル自身の編曲による管弦楽版の他にも、多くの編曲者によりピアノと独奏楽器のデュオ、弦楽合奏など様々に編曲され、演奏されています。私はこの曲を弾くとき、アナと雪の女王のような、美しい氷の世界を思い浮かべます。透明で美しくて、哀しいのだけど、優しくて。アクセサリーにも、この世界観を落とし込んで制作しました。