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Scriabin “Sonata Fantasy”スクリャービン「幻想ソナタ」

アレクサンドル・スクリャービン(1872年- 1915年)が作曲した「幻想ソナタ」をイメージして制作しました。
ガラスの高級感は残しつつ、身に着けやすいシックな色合いを基調にしました。同系色のガラスを組み合わせて積層して何度も焼き溶かし、複雑な色彩を表現しています。

ピアノソナタ第2番 嬰ト短調 作品19『幻想』
Sonata for Piano No.2 gis-moll Op.19 “Fantasy”

スクリャービン自身によると、この曲は夜の海の凪と嵐を象徴するものとされています。私も演奏するときは、光彩と打ち寄せる波が交錯するような印象を持っていました。幻想ソナタは1楽章と2楽章の2部構成になっているのですが、1楽章で歌われる極めて美しいメロディーと対照的に、2楽章は激しく打ち寄せる波を模したかのようなダイナミックな無窮動の音楽です。
このアクセサリーも光り輝いて色が移り変わる様子を様々なガラスパーツを積層させて焼き溶かすことにより表現しています。このシリーズは色彩が異なるものを組み合わせて作っている為、ガラスパーツ制作や焼き溶かしを何度も行います。一度の焼き溶かしに20時間ほどかかりますが、その焼き溶かしを4~8回ほど行って色彩を表現します。ayanofukumuraの中でも手間と時間が多くかかるアクセサリーです。